Greenyellow

get out 

差別ではないが、白人至上主義に対する批判かなと思いました。

シンプルにびっくりした。おもっとったんとちがうわってなりました笑


黒人の主人公の恋人は、白人一家の娘です。親に紹介するために週末に彼女の実家に泊まりに行くところから始まります。

おもえばしかを車で轢いてしまったことも伏線だったのかと思うと、もう一度みたい映画だなと思います。

黒人差別の残るアメリカ合衆国では、白人黒人のカップルは受け入れられないことも多々ある事から、主人公は少しの不安を抱えていましたが、その不安とは反対に歓迎を受けることになります。この辺りのシーンではどこか不気味な雰囲気が恒につきまとい、嫌な感じがずっとあります。しかしその不気味さの正体はなにも分からないのです。


しかしその不気味さの一端に、黒人のお手伝いさんがいることが関係していると言うことだけは分かります。どこか様子のおかしい彼らに不信感を抱きながら、主人公はこの一家の闇に飲まれていくのです。


いやあ、恐怖の一言に尽きます。

すごくネタバレになりますが、彼女が最後までまともだったのでまんまとだまされてしまったし、そこでもうメンタルの半分は削られているのに、そこから怒濤のネタばらしラッシュがきます。


そのシーンを見ると彼女もその弟も被害者だとは思うのですが、どうしてもかわいそうと思えず、当然の報いだという感想が出てきました。

その効果を意図的に狙った描写がされているのか、わたしの浅慮なだけなのかは分かりませんが、白人至上主義批判の映画なら前者も考えられるのかなと思います。


黒人差別の映画ではないのに、差別のような描写をはさみ、白人を悪魔のように描写することで白人至上主義を批判しているようでした。


すごいな。


もう一回言いますが、二回目のある映画ですね。

伏線を気にしながら見てみようと思います。



Sai

knowing is seeing.

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